初夢で「一富士(ふじ)、ニ鷹(たか)、三茄子(なすび)」と言うように一番縁起のよい富士山が初夢に富士山が出てくればその一年は幸運に包まれると昔から言われています。
・富士山、鷹狩り、初物の茄子を徳川家康が好んだことから ・・・
・富士は日本一の山、鷹は賢くて強い鳥、茄子は事を「成す」ことから ・・・
・富士は「無事」、鷹は「高い」、なすは事を「成す」という掛け言から・・・
その起源はいろいろありますが、徳川家康が富士山、鷹狩り、茄子を好んだというのが広く知られています。家康にあやかりたいということなのでしょう。ほかには仇討ちで有名な、曽我兄弟が富士で、赤穂浪士の赤穂浅野家が鷹の羽の家紋で、目的をなす(茄子)事ができた縁起にあやかる説もあります。ただ単に、無事(富士)に高き事を(鷹)を為す(茄子)の語呂合わせという説もあります。
ちなみに四番目以降は、「扇(おうぎ)、煙草(たばこ)、座頭(ざとう)」と続くということです。